2003年10月30日
トーノZEROアニメ感想出撃! マシンロボレスキュー total 2514 count

家業を継ぐか仕事を選ぶか、突きつけられる人生の選択ドラマ!?

Written By: トーノZERO連絡先

 これが、と~のZERO歳ではなく、謎のアニメ感想家トーノZEROとして書く最初のアニメ感想と言うことになります。まあ、そんなに大きく変わることはないと思いますが。

 では感想に行きましょう。

 10月29日放送のMRR。

 大地の悩み。真面目な子供ですから、悩むと大変ですね。

 ジェイの歓迎会という良くあるアイデアを上手く描いていく手腕がさすが。

 火の用心で気の利いたことを言うドリル。

 夜のシーン、ドリルのボディへの映り込みも素敵ですね。身体の動きが、映り込んだ映像の動きで強調される感じがしてナイス。しかも、ドリルは良いことを言いますね。

 歓迎会でのジェイの挨拶。なかなかじーんと来ますね。

 それに対して、最初に手を叩く長官。この長官、できる人物ですね。

 ボンを使った腹話術の反則技的隠し芸。リンの剣舞も素敵ですね。

 誠を心配するポリス。愛ですね、愛。

 歌を無視して食べている男の子達。

 「愛の2次災害」という劇をやる教官達。これは面白いですね。

 貧しい国について語る大地の父親。彼も、1つの理想に燃えているわけですね。しかし、そういう切り口が入り込んでくるところが、この作品の良いところだと思います。

 大地の辞表。

 大地の新しい仕事の対象となる鋼材。夢の特殊鋼材だ、と明かりを付けると倉庫にガラゴロ。

 マシンコマンダーから飛び出すリーダーロボ、このスピード感。

 2Dの大地の背後に3Dのギアダンプが来て止まる構図。とても良いですね。

 長官から託された大地のKボーイ。使うかどうかは大地の判断、という長官のよく分かっている素晴らしい対応。

 大地に投げかけるジェイの泣ける泣ける言葉。

 「そうさ、迷ったりしない」で、コマンダーの目に映る爆発と、コマンダーの顔の向きと大地の顔の向きが一致する凝った演出も良いですね。

今回の一言 §

 大地のことを聞かれてピクリとも動かないドリルの心情を考えると、このシーンは泣ける泣ける。